ダメージに弱い肌は運動不足が原因【成長ホルモンが低下しています】
学生の頃は体育の授業や部活動で嫌でも体を動かしていたけど、社会人になってからは体を動かす機会が無くなったという女性はかなりの割合でいます。
そして、運動不足は女性の美容にとって大きな問題です。
『でも、運動不足のデメリットで太りやすくなることくらいでしょ?私は別に太ってないし、痩せてるから体を動かす必要なんて無いわ』と、考える方もいらっしゃるでしょう。
さて、この考えは正しいのでしょうか?
はっきり申し上げると、そのような考えは肌にとってはすごく危険なこと言えます。
なぜなら、運動不足は肌の状態に悪化にもつながっていくからなんですね。言い換えれば、継続的に運動を続けている方のお肌はトラブルに強くなり、ハリと潤いのある肌になっていきます。
では、どうして運動が体重の増減だけでなく、肌の状態に関係してくるのでしょうか?
運動は成長ホルモンの分泌を促す

私たちの肌をより美しい状態にするために重要になるのが、体内から分泌される『成長ホルモン』と呼ばれる物質です。
下記の記事で睡眠は長さだけでなく、何時になるのかも大切だとお伝えしましたが、その理由は夜の22時から2時の時間帯に睡眠をとると、より多くの成長ホルモンが分泌されることが分かっているからです。
■乾燥肌を改善するにはいつ寝るかが重要【睡眠のゴールデンタイム】
成長ホルモンは睡眠中だけでなく、運動することでも高まっていきます。そして、成長ホルモンがたくさん分泌されれば、体が代謝しやすい状態になるので肌には弾力と潤いが出てきます。
さらに、運動をすることで血液の循環もよくなり、くすみ、クマ、むくみが出来にくい状態になるんですね。
はっきり言って、成長ホルモンはお肌にとってメリットしかありません^^
一度出来てしまったくすみやクマはとれにくいですし、むくみはセルライトへつながるため、美容のためには避けなくてはいけないものです。
くすみ、クマ、むくみのような肌にとってはマイナス要素を抑えて、代謝がアップすることでダメージに強いハリ、ツヤ、潤いのある肌へと変化させるためには、成長ホルモンを分泌させる運動が必要不可欠と言えます。
つまり、運動には肌のマイナスポイントを抑えて、プラスの要素を付加する素晴らしいメリットがあるわけです。そのように肌にとっては良いことだらけの運動をしないことは本当にもったいと思いませんか?
それに、運動と言っても何もジムで重いダンベルを持ち上げたり、全速力で走ったり、何時間も泳ぎ続けたりする必要なんて全くありません。
まずはスニーカーを履いて、家の近所をウォーキングするだけでも十分ですからね。ウォーキングについても、次の記事で紹介したように、無理に長時間を歩く必要ないですよ。
■ウォーキングを続けるたった1つのコツ【血行と代謝アップで肌に良い】
1日10分、週2回で構いませんから、無理をせずに継続することに重点を置いて、がんばらずに取り組んでくださいね^^